愛知県の日本共産党尾張東部地区委員会は29日、田村智子副委員長を迎え、尾張旭市で愛知7区街頭演説を行いました。衆院東海比例候補の、しまづ幸広前衆院議員、すやま初美7区予定候補らが参加し「総選挙で比例東海2議席以上の実現と、愛知7区では、すやまさんを統一候補に押し上げ、市民と野党の共闘で菅政権を倒そう」と訴えました。
田村氏は「医療も、補償も、学生・困窮家庭への支援も足りないことばかりだ。国会を開いて予算を付け施策を動かすことが求められている」と強調。一方で菅政権は、憲法に基づく野党の国会開会要求から逃げ回り国民不在の総裁選びに腐心していると述べ、市民と野党の共闘で菅政権を倒そうと訴えました。
政権交代で「自己責任」から命を守り、暮らしに希望ある政治への転換を呼びかけ、(1)社会保障を予算の主人公にする(2)公の責任・役割を果たす(3)不公正な経済と税制を転換する―ことを訴えました。
コロナ下でジェンダー平等を求める市民運動が世の中を動かしていると強調。ジェンダー平等社会を前に進める確かな力になる共産党への支持を広げてほしいと呼びかけました。
しまづ氏は、トンネル残土の問題など異常気象による災害を誘発させるだけでなく地球温暖化にも逆行するリニア中央新幹線工事の中止を訴え。すやま氏は、市民の声を行政に届け憲法を暮らしに生かす政治に変えるため頑張りぬくと決意を語りました。演説会はオンラインで配信され、300カ所以上で視聴されました。
(8月30日 しんぶん赤旗)