愛知県碧南(へきなん)市区の県議補選(定数1、立候補2人)が20日告示(29日投票)され、日本共産党の磯貝明彦候補(64)=新=が第一声をあげ、「新型コロナ対策など充実させ、いのち・暮らし最優先の県政を」と訴えました。もとむら伸子衆院議員(比例東海予定候補)が応援に駆けつけました。
磯貝候補は前市議(1期)。愛知県でも新型コロナ新規感染者が1000人を超えるなか、保健所や公立病院の重要性がいっそう浮き彫りになっていると強調し、「新型コロナだけでなく、様々な感染症に対応するために保健所を増やさなければいけない」と指摘。コロナ対策と逆行する「公立公的病院の再編・統合」ではなく、県民の命を守るために公立病院を守り、充実させていくと話しました。18歳までと75歳以上の医療費無料化、国保料(税)の均等割廃止、蜆(しじみ)川の河口水門など防災対策、小中高校の少人数学級実現などを訴え、支持を呼びかけました。
もとむら氏は「菅政権は、人の流れを抑えるよりもオリンピックを優先した。その結果、感染が爆発的に拡大し、命が失われている。命を守ることを最優先にする政治へ、磯貝さんと一緒に変えよう」と訴えました。
(8月21日 しんぶん赤旗)