愛知県美浜町で5日、日本民主青年同盟日本福祉大学班が奥田公民館で学生に食料支援する「ほこほこ愛知プロジェクト」を行いました。昨年6月から始めて27回目です。
30人の学生が訪れ、地元住民や卒業生、愛知農民連から寄せられた米や野菜、レトルト食品、日用品などを学生スタッフから受け取っていました。
新型コロナの感染急拡大で愛知県も8日から「まん延防止等重点措置」が適用になることから、「帰省を断念した。生活費が嵩む」、「感染急増で今でも少ないバイトが無くなる」と悲鳴や不安の声があがりました。
神奈川県出身3年生は「親から夏休みは帰って来るなと言われた。食費が大変なので食料支援は助かる」。社会福祉学部3年生は「運動部に所属。練習のため帰省しない。運動部は体力勝負なので大量に食べる」と話し、5㌔入りのコメ袋を3つと野菜などを持って帰りました。
学生実態アンケートにも多くの学生が応じ、子ども発達学部の3年生は「感染急増で夏休み明けの授業が、昨年のように休校やオンラインだけにならないか心配」、介護施設でアルバイトをしている3年生は「バイトの私を含め職員全員がワクチン接種が終わった。施設実習に行く友人は接種していない。実習生の接種も検討してほしい」と話しました。
山口県出身の1年生は「自宅近くの岩国基地の騒音がひどい。沖縄も同じだと思います。基地をなくし、平和運動に取り組む民青同盟に共感が持てます」と語りました。
(8月7日 しんぶん赤旗)