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広島原爆投下から76年 核禁条約参加へ政権交代

原爆犠牲者を追悼して鐘をつく人=6日、名古屋市中村区

愛知県内で6日、各地で「平和の鐘つき」が行われました。名古屋市中村区の西祐寺では年金者組合中村支部が「平和のつどい」を開き、21人が参加。原爆投下時刻の午前8時15分から鐘をつき、原爆と戦争の犠牲者に黙とうしました。

 年金者組合の藤井茂支部長が「今回は核兵器禁止条約が発効した記念すべき年に開かれる。唯一の戦争被爆国の日本は署名・批准すべきだ。健康に気をつけて核兵器廃絶の運動を強めよう」とあいさつ。僧侶の廣瀬努さん(90)は「中学生時に勤労学徒で軍需工場で働き、戦争の悲惨さを体験した。全国津々浦々から核廃絶の声をあげていこう」と訴えました。

 毎年参加している男性(81)は「総選挙で核兵器禁止条約に参加する政権に変えたい」と話しました。

 一宮市萩原町の正瑞寺では、萩原9条の会の呼びかけで鐘つきがおこなわれ、共産党の、いたくら正文・衆院愛知10区予定候補らが参加。碧南市、あま市などでも「平和の鐘つき」が取り組まれました。

(8月7日 しんぶん赤旗)