要請書を手渡す（左から）すやま、下奥、鷲野の各氏＝３日、愛知県庁
新型コロナ感染の急増を受け、日本共産党愛知県委員会は３日、大村秀章知事に対し、感染急拡大を防ぐ緊急申し入れを行いました。
新型コロナウイルス対策本部長の、すやま初美党県副委員長（衆院愛知７区予定候補）、鷲野恵子、下奥奈歩両前県議が参加しました。
申し入れ内容は▽ＰＣＲ検査、抗原検査数を積極的に増やす▽感染力の強いデルタ株での家庭内感染を防ぐため宿泊療養施設を拡充▽自宅療養者への訪問診療の体制を明らかにし市町村と連携強化▽医療機関への財政援助を国に求める▽国のワクチン供給状況を明らかにし市町村と情報共有―の５項目です。
すやま氏らは「デルタ株による感染急拡大は首都圏から全国に広がり、愛知県も新規感染者が増えている。愛知県の感染爆発を防ぐため要請内容を積極的に実施してほしい」「国は感染者の原則自宅療養の方針を打ち出した。在宅死が起きかねない。在宅療養者への対策を強めてほしい」と要望しました。
応対した県感染症対策局の担当職員は「今後も県がホテルなど宿泊療養施設を確保していく」「自宅療養患者に対し、医師会と協力して電話診療や往診をすすめているが、さらに拡充する」と答えました。
（８月５日 しんぶん赤旗）