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五輪中止 コロナ対策を 東海ブロック党一斉宣伝

■ 野党連合政権実現へ

訴える(左から)長内、井上の両氏=19日、名古屋市中区

 東海4県の日本共産党は19日、東海ブロック一斉宣伝に取り組み、「五輪を中止し、コロナ対策を」と訴えました。

 名古屋市中区の金山総合駅前では、井上哲士参院議員が駆けつけ、長内史子衆院東海比例候補と宣伝し、「五輪よりも命と暮らしを守れ」と訴えました。

 井上氏は、静岡県熱海市の土砂災害地の実情を報告し、「生活再建に多くの支援が必要。災害救援募金にご協力を」と呼びかけ、新型コロナの感染が広がる中、国民に自粛を求める一方で五輪開催を強行する菅政権を批判。「総選挙で市民と野党の共闘、共産党の躍進で菅政権に代わる野党連合政権を実現しよう」と強調しました。

 長内氏は、コロナ禍で困窮する青年・学生の実態や政府の不十分なコロナ対策を述べ、「五輪よりコロナ対策優先の政治に変えましょう」と話しました。

 募金した女性は「コロナ感染が急増している中での五論開催はやめるべき。五輪予算をコロナ対策や災害対策に回してほしい」と語りました。

(7月20日 しんぶん赤旗)