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勝利へ全力 西尾市議選 13日告示 20日投票(定数30)

 愛知県西尾市議選(定数30)が13日告示(20日投票)されます。日本共産党は現職の前田おさむ(65)、牧野次郎(63)の両氏が立候補し、現有2議席の確保をめざします。有力40人が立候補を予定する多数激戦の様相です。

 市議選は、無為無策のコロナ対策、高齢者医療費負担2倍化などをねらう菅政権に審判を下し、コロナから市民の命とくらしを守る市政にするかが問われています。

 前市長が推進した、公共施設を民間企業に丸投げする「西尾方式PFI」問題、コロナ対策、沿岸部の災害対策、一色中学校に隣接する日本最大級の産廃処分場計画、西尾市と合併して10年になる一色町、吉良町、幡豆町での公共交通対策など市政の課題は山積しています。

 一方で、コロナ禍での自民系会派14市議のコンパニオン宴会、スギ薬局会長のワクチン便宜問題が発覚しました。市民から「行政も議会もしっかりしてほしい」の声が沸き起こり、ブレることなくスジを通し、「市民が第一」と奮闘する日本共産党に期待が高まっています。

 前田、牧野両市議は市民と力をあわせ、高齢者の配食サービスを毎日実施、市独自の高校生の奨学金、沿岸部の学校屋上を避難所となるよう手すり設置、来年度までに津波避難タワー2カ所設置などを実現しました。2候補は▽大規模なPCR検査、医療機関への抜本的支援と保健所充実などコロナ対策強化▽高校卒業までの医療無料、学校給食の無償化など子育て支援▽国保・介護保険料引き下げなど福祉制度充実▽産廃処分場計画ストップ―などの政策を掲げています。

 党と後援会は「菅政権の悪政の防波堤となり、いのちと福祉、暮らし第一の市政に」と宣伝、対話・支持拡大に全力をあげています。

(6月4日 しんぶん赤旗)