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コロナ対策最優先市政に 名古屋市議補選 武田氏が応援 高橋予定候補全力

「コロナ対策優先の政治に」と訴える(左から)高橋、武田の両氏=8日、名古屋市南区

 14日告示(23日投票)される名古屋市議南区補欠選挙(定数1)で勝利をめざす日本共産党前市議の高橋ゆうすけ予定候補(42)は8日、武田良介参院議員とともに南区の大型ショッピングセンター前など4カ所で宣伝し、「コロナ対策優先の政治を」と訴えました。

 高橋予定候補は、河村市長がコロナ禍で知事リコール署名運動を優先し、新型コロナ対策を後回しにしてきたことを批判。名古屋市政の「三つのチェンジ」として「無料のPCR検査などコロナ対策強化」「高すぎる健康保険料・介護保険料の引き下げ、給食費無料化など教育・福祉充実」「政治の不正・私物化を許さず、清潔な政治の実現」の公約を述べ、「市民のための市政に転換し、暮らし、福祉を守るため、再び議会で働かせてください」と語りました。

 武田氏は「政府は後手後手のコロナ対策の検証も反省もなく東京都などの緊急事態宣言を漫然と延長、愛知県を対象に加えた」と批判。「菅政権はコロナ対策に集中すべきなのに、高齢者の医療費2倍化法案、緊急事態条項を口実にした改憲を狙っている」と述べ、「国会でも市議会でも国民の命と暮らしを守る先頭に立つ、日本共産党が伸びればコロナ対策優先の政治が実現する。市議補選に勝利し、総選挙で政権交代を実現しよう」と訴えました。

 「がんばって」と激励した女性(69)は「河村市長の政治を変えるには共産党議席が増えることが必要。知人に支持を呼びかける」と話しました。

(5月11日 しんぶん赤旗)