名古屋市長選挙が25日投開票され、日本共産党が自主支援した無所属新人の横井利明氏(59)=自民、立民、国民、公明推薦=が35万711票(得票率・4%)を獲得しましたが、及びませんでした。当選したのは河村たかし氏(72)=無所属・現、減税日本推薦=で39万8656票(得票率51・7%)でした。
投票率は42・12%で前回市長選を5・22㌽上回りました。5選・4期目の当選となった河村氏の得票は、数・率ともに最低でした。
選挙結果が判明した25日夜、横井氏は支援者にお礼を述べ、「今のままの市政では、名古屋のため、愛知のためにならない。名古屋を発展し、守る方法を考えていきたい」と話しました。
選挙結果を受けて党愛知県委員会は声明を発表し、「河村氏をあと一歩まで追い詰めたことは横井氏の奮闘と政党、市民が大同団結してたたかった結果。河村氏が勝利したからといって、不正リコール署名への政治的・道義的責任は免れない。党は引き続き、市民運動と力をあわせて河村氏と対決し、民主主義を取り戻し、コロナ危機から市民の命と暮らしを守ることに力を尽くす」と述べました。
(4月27日 しんぶん赤旗)