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河村市政 終わらせよう 名古屋・医労連が訴え

「名古屋市政を変えよう」と訴える医労連の人たち=14日、名古屋市瑞穂区

 愛知県医労連は名古屋市長選(25日投票)で、「河村市政を終わらせ名古屋を変えよう」と、告示翌日の12日から連日、名古屋市内の加盟組合の病院前で宣伝を繰り広げています。

 市長選は、日本共産党が自主支援する無所属新人のよこい利明候補と、現職の河村たかし候補の事実上の一騎打ちです。

 瑞穂区の名古屋市大病院前で14日朝、西尾美沙子書記長ら6人が「市民のいのちと暮らし守る市民本位の市政を実現しよう」の横断幕を掲げて宣伝。メガホンで「河村市長は就任から12年間で市直営の市民病院をすべてなくしました。市立唯一の特別養護老人ホームの厚生院を縮小・廃止しようとしています」、「河村市政を終わらせ、医療・介護充実へ、私たちの一票を、よこい利明さんに託しましょう」と訴えました。

 「ごくろうさま」と声をかけた職員は「河村市長は不足する医師、看護師の確保を怠ってきた。新型コロナ感染者が再拡大し、医師・看護師など医療スタッフの長時間勤務や感染リスクが増してくる。県と連携してコロナ対策に取り組む市政になってほしい」。慢性疾患で通院している男性(74)は「河村市長になって国保料が高くなった。介護保険料も3年ごとに高くなる。年寄りを大事にする市長に代わってほしい」と話しました。

(4月16日 しんぶん赤旗)