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命削る政治終わりに 愛知県キャラバンでしまづ氏訴え

総選挙で市民と野党の共闘、共産党の躍進を呼びかける(左3人目から)しまづ、山口両氏=9日、名古屋市港区

 日本共産党のしまづ幸広前衆院議員(衆院東海比例予定候補)は9日、政権奪取へ総選挙勝利めざす特別期間成功愛知県キャラバンに参加し、愛知4区(名古屋市港、南、瑞穂、熱田各区)のスーパー前や住宅街で訴えました。

 しまづ氏は、8日から衆院本会議で審議入りした「高齢者医療2倍化法案」にふれ、「コロナ禍で受診控えする高齢患者をいっそう抑制するものだ」と批判。多数の医療機関が赤字になるなかで、さらなる減収で医療崩壊を招くと危ぐを示しました。

 自民・公明両党など賛成多数で衆院を通過(8日)した「病床削減推進法案」について、「コロナで思い通りに進まず、菅首相は削減すれば補助金を出すを言い始めた。その財源は消費税増税分。とんでもない話だ。国民の命や暮らしを削る情け容赦ない政治を終わらせよう。10月までの総選挙で、市民と野党の共闘、その要の共産党を躍進させてほしい」と訴えました。

 港区では山口清明前市議、南区では高橋ゆうすけ前市議とともに訴え。両氏は、11日告示(25日投票)の名古屋市長選で、横井利明氏=無所属=を支援すると報告し、「河村たかし市長の再選を阻止し、壊された民主主義を取り戻そう」と呼びかけました。

(4月10日 しんぶん赤旗)