原水爆禁止愛知県協議会は3月27日、名古屋市内で2021年度総会を開き、オンラインを含め35人が参加しました。
沢田昭二理事長はあいさつで「今年1月の核兵器禁止条約の発効を受け、今年は日本政府の参加をはじめ『核なき世界へ』運動をどう進めるか重要な年になる」と訴えました。
大村義則事務局長代行が、コロナ禍で平和行進や6・9行動などに工夫をこらし、核禁条約の発効につながったと強調。21年度方針として▽核兵器禁止条約に参加する日本の実現▽軍事費削減、9条改憲阻止、原発ゼロなどのたたかいとの連帯▽被爆者援護▽地域原水協の確立―などを提案しました。
討論で、愛知民医連は「会場を設け3・1ビキニデーの視聴会を開いた。政府に核禁条約参加を求める署名を病院などでやっている」、名古屋市の緑区原水協は「『被爆体験を聞く会』を開き多数の参加があった。コロナ禍なので6・9行動は主要交差点でサイレント宣伝など工夫している」などの発言がありました。
日本原水協常任理事の川田忠明氏が「核兵器禁止条約で変える世界」と題して記念講演しました。
理事長に沢田昭二氏(被爆者)を再選、新事務局長に大村義則氏(被爆二世)を選出しました。
(4月2日 しんぶん赤旗)