4月11日告示(25日投票)の名古屋市長選で日本共産党愛知県委員会は25日、市役所で記者会見し、出馬を表明して自民党を離党した横井利明市議(59)を自主的に支援すると発表しました。
市長選には現職の河村たかし氏(72)が立候補を表明しています。
会見で石山淳一書記長は「河村市長が呼びかけた知事リコール署名の偽造問題は民主主義の根幹を揺るがす大問題に発展した。自らの政治的・道義的責任を取らない市長を居座り続けさせるかが今回の市長選では問われている」と強調しました。市民と野党の共闘候補として、前回立候補した岩城正光氏に要請しましたが辞退の返事があったと説明。横井氏との協議で「河村市長の再選を阻止し、壊された民主主義と傷つけられた市民の名誉を取り戻す」「コロナ禍で市民の命と暮らし、福祉を守る」の2点で一致し、合意文書を交わしたと述べ、「大型開発などさまざまな問題で一致しないことはあるが、市民が求める河村市政転換のため、自主的立場で横井氏を支援し、勝利をめざす」と話しました。
(3月26日 しんぶん赤旗)