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河村市長お辞めください リコール署名不正問題

 大村秀章県知事リコール不正署名問題で「『表現の不自由展・その後』をつなげる愛知の会」は19日に名古屋市役所で会見し、「河村たかし市長は不正署名の責任をとって辞職し、政治家を引退すべきだ」と訴えました。

 久野綾子共同代表、高橋良平事務局長らは、2月中旬から開始した「河村市長の辞職を求める署名」が3万1880人分集まり、市長に提出しようとしたところ、市秘書課から受け取りを拒否されたことを報告。

 久野氏らは「河村氏はリコール署名の重要な主宰関係者の一人であることを認め、市民に謝罪すべきだ」「そもそも発端は、河村市長がトリエンナーレの分担金を一方的に不払いと決めたこと。歴史改ざん、表現の自由の侵害は許されない」と指摘。4月11日告示の市長選に、河村市長が出馬表明したことをうけ、「責任もとらずに被害者だといって逃げ回る人に政治家の資格はない。引き続き署名を呼び掛けていく」と話しました。

 つなげる会は、記者会見に先立って、市役所前で宣伝しました。30人が参加し、「表現の自由を公職者、それも首長がつぶした。前代未聞だ」、「名古屋だけじゃなく、日本の民主主義に関わる大問題。今すぐ『お辞めください河村市長』」と怒りの声をあげました。

(3月21日 しんぶん赤旗)