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勉強遅れ帰省せず 求人減り就活大変 私も友達助けたい

食料などを受け取る学生=19日、名古屋市天白区

■ 名古屋・名城大前で民青 食支援 ほっこほこ

 日本民主青年同盟愛知県委員会と同名古屋昭和・天白・緑地区委員会は19日、コロナ禍で苦しむ学生を食料支援する「ほこほこ愛知プロジェクト」を名城大学前(天白区)で初めて行いました。会場に区民や農家などから寄せられた野菜や米、レトルト食品などが机に並べられました。

 同盟員スタッフが「コロナで生活に困っている人は遠慮せず持っていってください」と声をかけました。

 開場前から待っていた大学院1年生は「昨年はオンライン授業ばかり。研究室での実験ができず勉強の遅れが心配。春休みも帰省せず勉強しているので食費代が増え、食料支援は助かります」。工学部3年生は「春から就職活動を始めます。コロナ禍で求人が減っていて大変。就活のためアルバイトを減らしたので助かります」と話しました。

 スタッフとして参加した女子学生は「ブライダルのアルバイトをしています。今は少し回復しましたが昨年は結婚式の中止・延期で仕事がありませんでした。昨年、他の会場の食料支援を利用し、民青を知り、友だちを助けたいと思い手伝っています」と語りました。

 次回は4月19日(月)午後2時半から同じ会場で実施します。

(3月21日 しんぶん赤旗)