愛知県豊橋市で「つながろう福島 なくそう原発3・11追悼・東三河市民集会」が開かれ、市民120人が参加しました。
参加者は集会に先立ち豊橋駅前で「原発ゼロ基本法を実現しよう」の横断幕や「原発廃炉」のボードを掲げスタンディング宣伝をしました。
集会で安間慎実行委員長は、「被爆者を先頭に多くの人たちの粘り強い運動で今年1月、核兵器禁止条約が発効した。原発ノーの運動も核兵器廃絶運動に学び発展させよう。中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)は稼働を止めたまま廃炉にしよう」と訴えました。
静岡県の元湖西市長の三上元氏が全国各地の原発ゼロの取り組みを報告し、「原発なくせ、再稼働反対の声をあげよう」と強調。日本共産党の下奥奈歩前県議、豊橋市議団が参加しました。
集会後、「再稼働反対。なくそう原発」などとアピールしながら市内をサイレントデモしました。
4歳児と参加した女性(32)は「10年たっても福島の人たちは苦労している。今の福島原発の状況がわからず怖い。東海地震が直撃すると予想される浜岡原発は廃炉にしてほしい」と語りました。
(3月9日 しんぶん赤旗)