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生活不安 食料感謝 各地で学生支援

■ 名古屋 留学生も「助かる」

学生に食糧を渡し対話する民生同盟員(左)=2月28日、名古屋市千種区

 名古屋市の日本民主青年同盟東部地区委員会は2月28日、青年・学生に食料支援する「ほこほこ愛知プロジェクト」を千種区で行いました。同区で4回目の開催。学生ら約50人が訪れました。

 会場には区民などから寄せられた野菜や米、レトルト食品などが机に並べられました。6人のスタッフ同盟員が「希望される人はどなたでも遠慮せず持っていってください」と声をかけました。

 南山大学1年生は「対面授業は週1回だけ。後は自宅でオンライン授業。自宅生活が多いので光熱費など出費が増え、食料支援は助かります」。名古屋大学工学部3年生は「運動部所属なので体力が勝負。人より多く食べます。遠慮なくもらいます」と10㌔㌘の米袋を持って帰りました。

 4人で訪れた名古屋大学の中国人留学生は「愛知は緊急事態宣言中なので春節(旧正月)は帰国しませんでした。食料支援は助かります。日本人の親切に感謝します」と口々に語りました。

 学生生活実態調査アンケートを呼びかけ、名古屋大学文学部1年生は「4月からの新学期の授業や部活が心配。オンライン授業だとプリント代など出費が増えます。音楽サークルなので全員そろっての練習が出来ないと困ります」と話しました。

 学生だけでなく非正規で働く青年も多く訪れました。コロナの長期化で生活の厳しさは増しています。

(3月3日 しんぶん赤旗)