愛知県美浜町で19日、日本民主青年同盟日本福祉大学班が、大学近くの奥田公民館で学生に食料支援する「ほこほこ愛知プロジェクト」に取り組みました。昨年6月から始めて17回目です。
学生スタッフらが「地元の人や卒業した先輩から寄せられた物資です。遠慮なく持っていってください」と声をかけます。
岐阜県出身の社会福祉学部3年生は「愛知も岐阜も緊急事態宣言中。春休みの帰省ができず食費が大変。食料支援は助かる」、初めて訪れた子ども発達学部2年生は「友人のSNSで知って来ました。バイトができず仕送りも減って、カップ麺やレトルト食品ばかり食べていた。米や新鮮な野菜はありがたい」とそれぞれ話しました。
実態調査アンケートにも多くの学生が応じました。社会福祉学部2年生は「オンライン授業で印刷代など出費が増えた。出費分の学費を減額してほしい」と答えました。
スタッフとして参加した1年生は「生活に困っている友だちを応援しようと前回から参加している。私たちだけの支援では限界がある。国や自治体はもっと学生支援をしてほしい」と話します。次回は3月30、31両日の開催。
(2月21日 しんぶん赤旗)