弁護士や市民らでつくる「表現の不自由展・その後」をつなげる愛知の会は18日、名古屋市役所前で宣伝し、大量の偽造署名が明らかになった大村秀章愛知県知事リコール運動を推進した河村たかし市長の辞職を求めました。
約30人が「お辞めください!河村市長」、「市長は責任を取り辞職を」と書いた手作りボードを持ち、「市長はリコール不正の責任を取れ」とコール。「不正の徹底追及と市長の責任を求める」ビラを配布しました。日本共産党の江上博之市議が参加しました。
久野綾子共同代表らが次々とマイクを持ち「市長の『自分も被害者』は、とんでもない発言。弁解する前に市長は市民に謝罪すべきだ。そのうえで徹底して真相を明らかにし、責任を取って辞職すべきだ」、「市長は旧日本軍『慰安婦』を否定するなど歴史事実の歪曲(わいきょく)と表現の自由を脅かす行動をしている。市長としてふさわしくない」、「コロナ禍で市民の暮らしと命を守るべき市長が署名に奔走したのは問題だ」と訴えました。
ビラを読んでいた男性(57)は「県と市は協力してコロナ対策をやるべきだ。市長が知事に喧嘩をしかけるなど政治家の資格がない」と話しました。
(2月19日 しんぶん赤旗)