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河村市政転換へ決起 名古屋市長選勝利めざす

 名古屋市の革新市政の会は4日、名古屋市長選挙(4月11日告示、25日投票)にむけ、市民と野党の共闘で河村たかし市政を転換しようと要求交流・決起集会を市内で開催しました。会場には85人が参加。オンライン配信も行われ、100人以上が視聴しました。

 榑松佐一代表代行は「市民の一番の願いはコロナ対策。市民の声に耳を傾けず、小中学校の統廃合、私立病院の大学病院付属化など逆行するばかりの河村市政から市民の願いに応える市政にしよう」とあいさつしました。

 早川純午代表(医師)は、「コロナ対策でいま必要なのは社会的検査で無症状者を早期発見し、感染を防ぐこと」と強調し、河村市長がコロナ対策より知事リコール運動を優先してきたことを批判。

「この人に市長の資格はない。市民の命、暮らし最優先でコロナ危機を克服していくために、より広範は市民が推せる候補者を擁立し、市民と野党の共闘で市長選をたたかっていく」と話しました。

 各界の代表が決意を表明。「コロナ禍でも要求は自粛しない。住民福祉の向上と国の悪政の防波堤になる市長に交代し、労働者の願いがかなう市政を」(愛労連)、「消費税増税やコロナ禍で中小業者は存亡の危機。河村市長は市独自の支援に後ろ向き。業者が生き残るためには選挙に勝つしかない」(愛商連)、「コロナ対策に真剣に取り組まない市長を代えよう。一人ひとりの暮らしを守り、ジェンダー平等の名古屋市政にしよう」(新婦人)と語りました。

 日本共産党市議団の田口一登団長は「『お辞めください河村市長』の声をあげよう。。市民の命と暮らし、民主主義を守る名古屋市政をつくろう。党市議団も全力を尽くす」とあいさつしました。

(2月6日 しんぶん赤旗)