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国は医療機関に支援を 愛知医労連が署名宣伝

医療介護労働者の大幅増員を求め署名宣伝を行う人たち=17日、名古屋市熱田区

 愛知県医労連は17日、名古屋市の金山総合駅前で、医療介護労働者の大幅賃上げ、大幅人員増を求め署名宣伝に取り組みました。医師、看護師、介護職員ら18人が参加しました。

 病院の看護師は「新型コロナ感染拡大で医療介護労働者の人手不足、長時間勤務は深刻。受診控えで病院は経営が厳しい。医療機関の努力だけでは安心・安全の医療サービスは提供できない。国は病院への大幅な減収補てんなど支援をすべきだ」。感染者を受け入れている病院の訪問看護師は「人手が足りず、感染病床の勤務経験がない看護師も駆り出されている。慣れない仕事と感染の危険のなかで働いている。離職者も出ている。労働条件改善を求める署名に協力を」と訴えました。

 子どもが介護士という女性(66)は「子どもが働く施設は利用者が減り、運営がピンチで、賃金が低いうえ年末のボーナスも減ったと言っている。国は現場でがんばっている人を支援すべきだ」。

 自費でPCR検査を受けた男性(70)は「病院や介護施設で働く人は感染リクスが高い。国は公費で全員の検査をすべきだ。GoToの費用で足りる」と話し、署名しました。

(1月20日 しんぶん赤旗)