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希望の政治共に もとむら議員が名古屋でつどい 広がる青年の運動

若者とコロナ対策や菅政権について語り合う、もとむら議員(正面左)=22日、名古屋市熱田区

 名古屋市熱田区で22日、日本共産党のもとむら伸子衆院議員(衆院東海比例候補)を迎え「国会議員に何でも聞いてみよう若者のつどい」が開かれ、青年ら5人が参加しました。主催は党名古屋南西地区委員会。

 IT企業に勤める男性はJR東海のリニア中央新幹線について「いろんな問題が起きているのに、国やJR東海は強行しているけど」と質問。

 もとむら氏は、静岡県の大井川での流量減少、陥没事故の懸念、国の多額の財政投融資などを指摘し、「環境破壊や採算面など問題が多い。リニア建設は中止し、国はコロナ対策に予算を使うべきだ」と答えました。

 プラスチック製造会社で働く青年はジェンダー平等について「育児休暇、介護休暇の利用者の大半は女性。日本は女性の議員や管理職が少ない。もっと増えていいと思う」と発言。

 もとむら氏は「日本は男女の賃金格差が大きい。休暇取得で無給や減額なら、生活のため給料の安い女性が休暇を取る」、「国の責任で同一労働同一賃金、女性に多い非正規雇用の労働条件改善、保育園の待機児問題など女性が働きやすい環境をつくることが重要」と述べました。

 菅政権については「日本学術会議の問題で菅首相の国会答弁は官僚の作ったメモを読むだけ。コロナ対策も主体制、指導性がない。菅首相に日本を任せたら危ない」と発言。もとむら氏は、日本学術会議の任命拒否、無為無策の新型コロナ対策、憲法審査会の論議などをあげ、「自己責任を押し付ける菅内閣を追いつめ、総選挙で変える必要がある。コロナ禍で青年学生の運動は広がっている。声をあげ運動すれば政治は変わる。みんなで力を合わせて変えよう」と呼びかけました。

(11月25日 しんぶん赤旗)