日本共産党愛知県委員会は２日、東京の住宅街陥没事故を受けて、県リニア推進事業室で、ＪＲ東海にリニア中央新幹線の工事と計画の中止を求めるよう申し入れました。
すやま初美県副委員長（衆院７区予定候補）、内田けん衆院６区予定候補、鷲野恵子、下奥奈歩両前県議が参加。陥没事故は東京外環道トンネル工事の真上で発生し、原因究明まで工事は中止されています。
すやま氏は、リニアトンネル工事が同様の工法を採用していることから、住民の安全が確保されるまで工事中止を要請。春日井市や名古屋市北区の亜炭鉱掘削地域での地盤沈下や新型コロナで東海道新幹線の利用客が激減していることを指摘し、「リニアの必要性が問われている。莫大（ばくだい）な経費を浪費するリニア計画は中止すべきだ」と強調しました。
（１１月６日 しんぶん赤旗）