愛知県平和委員会(小島俊樹理事長)は19日、航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)を訪れ、同基地所属のKC130輸送機が今月16日にエンジントラブルのため沖縄県の那覇空港に緊急着陸したとの報道を受け、原因究明と再発防止策を申し入れました。
矢野創事務局長、三浦米吉副理事長、日本共産党の内田けん・衆院愛知6区予定候補、周辺自治体議員ら11人が参加しました。
同基地所属の航空機による事故・トラブルが繰り返されており、エンジントラブルは墜落事故に直結する重大事故にもかかわらず、市民に公表していません。
参加者は「事故のたびに恐ろしい思いをしている。原因と再発防止策を明らかにし、住民説明会を開催するまで同型機の訓練・飛行をやめてほしい」、「原因究明と再発防止を文書で公表するようこれまで何回も求めてきたが、自治体にも市民にも回答は一度もない。誠実に対応してほしい」と求めました。
応対した担当官は「要望内容を報告し検討していく」と答えるにとどまりました。
(10月21日 しんぶん赤旗)