愛知県岡崎市議選(定数37、立候補50人)が18日投開票され、日本共産党は新人の中根善明氏(39)が3位、現職の鈴木雅子氏(59)が6位で当選し、多数激戦のなか、上位当選で現有2議席を確保しました。
両氏の合計得票は1万248票(得票率5・98%)。3人が立候補した前回(1万666票)より412票下回りましたが、参院比例票(8959票)を大きく上回りました。
当選の喜びにわく支援者を前に、7回目の当選を果たした鈴木氏は「コロナ禍で市民が苦しいなか、『困ったときは日本共産党』の声が広がった。議員歴が一番長くなる。いっそう気を引き締めてがんばりたい」。中根氏は「ここから4年間で力が試される。市民から寄せられた大きな期待に応えて、公約実現に向けて力を尽くす」と話しました。
選挙戦では、共産党を除くオール与党議会で推進した80億円のコンベンションホール建設中止を訴え、新型コロナ対策の充実、市内全域のコミュニティバス実現、全天候型の親子で遊べる施設など公約を掲げました。
同日行われた市長選では、共産党が自主支援した新人の中根康浩氏(58)が現職の内田康宏氏(67)を破って初当選しました。中根氏は「ハコモノよりコロナ対策を」と訴え、票を伸ばしました。
(10月20日 しんぶん赤旗)