■ 共産党が自主支援
愛知県岡崎市長選が18日投開票され、日本共産党が自主支援した無所属新人の中根康浩氏(58)が、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党が推薦した現職の内田康宏氏(67)を3万票の大差で破り、初当選しました。
中根氏は、内田市長とオール与党議会(共産党を除く)が推進する80億円のコンベンション(多目的)ホールの建設中止を掲げ、「80億円の施設建設よりコロナ対策を」と市政の転換を訴えました。コロナ対策として「全市民1人当たり5万円給付」「いつでも誰でも何度でもPCR検査」「コロナ禍で苦しむ医療従事者や中小企業支援」「30人学級」などの公約を訴え、市民の支持を広げました。
中根氏は、旧民主党で衆院議員を4期務めました。市長選では、政党からの支援を求めませんでした。
開票結果は次の通りです。
当中根 康浩58無新 103080
内田 康宏67無現 70469
(投票率57・25%)
(10月20日 しんぶん赤旗)