「違憲の安保法制を廃止し、立憲主義の回復を求める2020あいち集会」が19日、名古屋市中区で開かれました。市民や弁護士ら700人が参加し、「安保法制は廃止!」と大きな声を上げました。主催は同実行委員会。
主催者を代表して中谷雄二弁護士が「憲法と民主主義を無視し、破壊する政治を許してはならない。主権者として声を上げ、立憲主義を取り戻そう」と力強く訴え。山下勇樹愛知県弁護士会会長が「ともに声を上げていこう」とあいさつしました。
長峯信彦愛知大学教授は「安倍政権の中心にいた菅さんが、『第3次安倍政権』をつくっている。自助を強調する自民党中心の社会から、ムダな軍事費を削り、必要な人たちに最優先に税金が使われる社会にしよう。憲法9条が求めている日本にしていくためにも運動を続けよう」と話しました。
オープニングで、弁護士バンド「COLOURS」などの演奏が披露されました。
立憲民主党の近藤昭一、日本共産党の、もとむら伸子両衆院議員、社民党県連の平山良平副代表が連帯あいさつ。自衛隊南スーダンPKO派遣差し止め訴訟の平和子さんのメッセージが紹介されました。
(9月20日 しんぶん赤旗)