9月16日、安倍内閣が総辞職しました。日本共産党国会議員団控室に退任あいさつにきた安倍前首相は「長い間、お世話になりました」と言いながら、すぐに去っていきました。日本共産党と「しんぶん赤旗」の厳しい追及がよほどいやだったのですね。
安倍政権の7年8カ月、平和憲法の正念場中の正念場と最大級の緊張感をもって安倍改憲を許さないと皆さまとともに声を上げ続けてきました。安倍改憲を阻止できたことは最大の成果だと思います。
日本共産党国会議員団は安倍改憲を絶対に阻止すると総力をあげてきました。先輩方の長年のたたかいのなかで培われた力がいかんなく発揮されたことも相まって、さまざまな危機がありましたが、何とか乗り越えることができました。
ぶれない日本共産党の存在意義を国会にいて痛感してきました。
菅政権が発足しましたが、ジェンダー平等に程遠い現状にめまいがします。安倍前首相が「一議員として」憲法審査会などで改憲の動きを加速させるのではないか、安倍氏や菅氏、維新を持ちあげるマスコミの状況含め警戒心をいっそう強めています。
16日の首相指名投票。「枝野幸男」さんと書きました。5年間の野党共闘は新たな段階に入っています。
衆議院でも改憲勢力3分の2を阻止するため、市民と野党の共闘を前にすすめるためにも総選挙で今度こそ、しまづ幸広前衆院議員はじめ比例東海ブロック2議席以上を勝ちとる決意です。
(9月19日 しんぶん赤旗)