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辺野古支援コンサート名古屋 音楽通じて新基地反対

辺野古新基地建設反対を訴えて開かれたコンサート=13日、名古屋市昭和区

 「沖縄の貴重な自然を守ろう」「平和とジュゴンを守ろう」と13日、名古屋市昭和区の鶴舞公園で「辺野古新基地反対コンサートin名古屋」が開かれ、のべ100人を超える市民が参加しました。

 愛知県内の沖縄出身者や米軍新基地建設反対の運動をしているミュージシャンらが「音楽を通じて支援を」と実行委員会をつくり、2015年6月から年数回開催。今回で21回目です。

 今回は、こどもに笑顔を~ひらき座チンドン隊、沖縄出身の大城節子さん、毎回出演のアフガンブルーなど21のグループ・個人が出演。辺野古新基地建設反対をはじめ、戦争や改憲反対などをテーマに自作の曲や替え歌を演奏しました。

 開会あいさつで実行委員長の浅野義高さんは「大浦湾に軟弱地盤が広がり、沖縄防衛局は知事に『設計変更申請』を提出した。知事が不承認なら工事はできない。知事に全国から激励の声を届けよう」と訴えました。

 こどもに笑顔を~ひらき座チンドン隊は2017年9月から朝鮮学校が「高校無償化」から適用除外とされたことを訴え路上ライブをしています。在日コリアン2世の女性は「南北統一、日本との平和を願って歌いました。初出演の、はれるやさんは「沖縄も名古屋も空はつながっている。基地反対の思いを込め精一杯歌いました」と話しました。

(9月16日 しんぶん赤旗)