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「消費税減税を」に「ぜひ」「助かる」 瀬戸でスタンディング

消費税5%減税を求めてスタンディング宣伝をする人たち=8月30日、愛知県瀬戸市

 愛知県の消費税増税反対瀬戸連絡会は8月30日、瀬戸市の名鉄「尾張瀬戸」駅前で消費税5%への減税を求めるスタンディング宣伝を行いました。業者や女性団体などから20人が参加。各団体代表がリレートークを行い、通行人らに「消費税を5%に戻し景気回復を」と書いたビラ付きティッシュを配布しました。日本共産党の原田学市議も訴えました。

 各団体役員が次々とマイクを握り、「緊急事態宣言解除後も自営業者の売り上げは回復しない。国や自治体の一時的な支援策でなく永続的な支援策をすべきだ。消費税5%へ戻すのが最大の支援策」、「コロナ禍の経済回復対策としてドイツやイギリスは消費税減税を実施した。世界の流れは減税」、「消費税が導入されて30年、医療費負担は増え、国民年金保険料、介護保険料は高くなった。社会保障のためはウソだった」と訴えました。

 「がんばって」と声をかけた女性(80)は「生活費の不足分を息子が援助してくれていたが、コロナで減収になり援助してくれなくなった。少ない年金だから減税になると助かる」。ティッシュを受け取った女性(57)は「夫は陶磁器の販売業。コロナで観光客が来なくなり売り上げが減った。5%減税になると客が増えると思う。ぜひ実施してほしい」と話しました。

(9月2日 しんぶん赤旗)