「地元の声を国政に、わたしたちが変えていく」―。愛知県小牧市で27日、愛知6区(春日井市、犬山市、小牧市、瀬戸市の一部)の若手地方議員とともに国政を考え合うシンポジウムが開かれました。市民ら30人が参加しました。主催は、野党をつなぐ市民アクション@愛知6区。
参加した議員は、日本共産党の原田ゆうじ(36)、国民民主党の伊藤杏奈(42)両春日井市議、立憲民主党の諸岡えみ小牧市議(25)、無所属の久世高裕犬山市議(38)です。
議員が自己紹介したあと、市民らが次々と質問しました。
新型コロナ対策について、原田氏は「オンライン授業で大学生に過度な負担がかかっている。授業料など軽減していきたい」。久世氏は「国の施策はなかなかうまくいっていない。地方で考え、その施策に手当てするべきだ」と答えました。
愛知6区での野党共闘について、原田氏は「憲法9条守り抜くために団結し、共闘できるよう尽くしていきたい」。伊藤氏は「違いがあるなかで一致点を見つけて、政治に民意を反映させていく」。諸岡氏は「若い人の投票率を上げなければ安倍政権の暴走は止められない。政治に関心が向いている今がチャンス」と話しました。
呼びかけ人の一人の瀬川あすかさんは「新型コロナによって、私たちの生活が、どれだけ政治に左右されるのかを実感した。『Go To』やマスク、一律休校など市民感覚とすごく離れている。議員とともに私たちの思いを一緒に届け、国政を変えていきたい」と話しました。
(8月29日 しんぶん赤旗)