大村知事（右）に申し入れ文を手渡す（その左へ）田口、江上両氏＝12日、知事公館
日本共産党名古屋市議団は12日、大村秀章知事に対し、新型コロナの危機的な感染拡大を抑止するため大規模なＰＣＲ検査などを求める緊急申し入れをしました。田口一登団長、江上博之幹事長が参加しました。
党市議団が大村知事と直接懇談するのは初めて。河村たかし市長には４日に申し入れています。
田口氏は、感染震源地（エピセンター）化した地域で「無症状の人も含めた『感染力』のある人を見つけ出し、隔離・保護することが感染拡大抑止のカギ。面的に大規模はＰＣＲ等検査をする必要があり、県の協力が必要」と強調。そのうえで、迅速で安全に大量の検体採取が可能な「唾液検査キット」の積極的採用を要請し、自宅で療養する陽性者に対する「自宅療養パック」の配布、名古屋市との情報共有などを求めました。
大村知事は「要請内容は、おっしゃるとおり。名古屋市内の繁華街で感染が拡大する状況があれば、積極的に検査することが必要。名古屋市と連携しながらしっかりと取り組んでいきたい」と応じました。
（８月１９日 しんぶん赤旗）