愛知県の日本共産党常滑(とこなめ)市後援会は2日、本村伸子衆院議員(東海比例予定候補)を迎えて、国政・市政懇談会を市内で開きました。西本真樹市議、長友忠弘知多地区委員長が参加しました。
本村氏は、7月31日に野党が共同して臨時国会召集を要求したことを報告し、「新型コロナや豪雨災害など国民の命と暮らしが脅かされている時に安倍首相は閉会中審査にも出席していない」と批判。「召集は憲法53条に定められた義務。召集しなければ憲法違反になる。苦難軽減のためにも、臨時国会開会に力を尽くしていく」と強調しました。
コロナ危機克服後の日本にむけた党の「七つの提案」にふれ、「新しい日本、社会をつくっていくための提案。財界中心、アメリカ言いなりのゆがみを正し、人間の尊厳が本当に大切にされる社会にしていこう」と呼びかけました。
西本氏は「新型コロナで、中部国際空港の利用者が大幅に減っているのに、県はカジノ誘致を諦めていない。本当に必要なところに税金が使われる政治へ、しっかり声をあげていく」。長友氏は「総選挙がチャンス。よりよい政治に変えて行こう」と話しました。
参加した女性(81)は、「毎年お盆は親戚で集まっていたのに、それができない。夫も亡くなり一人暮らしになったのでさみしい。安心して暮らせるように、しっかりと対応してほしい」と語りました。
(8月5日 しんぶん赤旗)