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共闘する野党に声援 名古屋 政治転換へ100人宣伝

街頭宣伝で訴える本村議員=18日、名古屋市昭和区

 「コロナ危機を乗り越え、市民と野党の共闘で命・くらし守る新しい政治を実現させよう」と18日、名古屋市昭和区で街頭宣伝が行われ、野党の代表や市民、100人超が参加しました。主催は「みんなが主人公の政治をつくる市民アクション@愛知3区」。参加者は横断幕やプラカードを掲げてアピールしました。

 日本共産党の本村伸子、立憲民主党の近藤昭一両衆院議員が参加。本村氏は命や尊厳を軽視している安倍政権を批判し、「感染症の影響や大規模災害に備えた医療体制の充実こそ必要だ」と強調。「軍拡よりも医療や介護、教育、保育などに予算を使ってほしいという願いを実現するために野党の皆さんと力を合わせていく」と訴えました。

 近藤氏は「野党の共闘、しっかりとした塊をつくっていくために共通政策を立てていく。みんなのための政治を取り戻すために頑張ってまいりましょう」と話しました。

 緑の党の尾形慶子共同代表、新社会党の代表がスピーチ。市民もマイクを握り「コロナの影響で売り上げが減って大変だ。消費税は下げてほしい」(飲食業者)、「10万円の給付1回じゃ足りない」(若者)などと訴えました。

 「市民アクション@愛知3区」の濵嶌将周(はまじま・まさちか)弁護士、西村秀一さんがあいさつ。共産党の田口一登名古屋市議が参加しました。

 同市の女性(52)は「野党が一緒に頑張っている姿を見る機会が増えてきているのが良い。アベノマスクではなく、本当に困っている人にお金を使ってほしい」と話しました。

(7月20日 しんぶん赤旗)