愛知県の消費税増税反対瀬戸連絡会と消費税をなくす品野の会は12日、瀬戸市のスーパー前で消費税5%への減税を求めるスタンディング宣伝を行いました。業者や女性団体などから15人が参加。各団体代表がリレートークを行い、買い物客に「消費税を5%に戻し景気回復を」と書いたビラ付きティシュを配布しました。日本共産党の原田学市議も訴えました。
民主商工会役員は「新型コロナで個人事業者は売り上げが激減。国や自治体の支援策は一時的で不十分。継続的支援が必要。消費税5%へ戻すのが最大の継続的支援」。新日本婦人の会役員は「30年前の導入理由は社会保障のため。10%引き上げの理由は子育て支援。まったくのウソだった。消費税引き下げはコロナ禍での負担軽減となる」と訴えました。
「がんばって」と声をかけた女性(71)は「年金暮らしで大変。年金が減らされるなど消費税は金持ちのための税制度。やめるべきだ」。ティッシュを受け取った女性(58)は「コロナで夫の残業が無くなり収入が減った。10万円の特別定額給付金をもらったがすぐ使った。夫の収入が元に戻るのはいつになるかわからない。消費税を減税してくれると助かる」と話しました。
(7月15日 しんぶん赤旗)