リニアを問う愛知市民ネットとリニアを考える愛知県連絡会は、JR東海の株主総会が開かれた23日、名古屋駅前で宣伝し、リニア中央新幹線の工事中止を訴えました。
両団体から25人が参加し、「STOP!リニア」と書いたノボリや横断幕を掲げ、通行人らにビラを配布しました。
10人が代わる代わるマイクを持ち、「新型コロナの影響で幹線利用者が減っている。新型コロナ対策が急務の時、巨額の税金投入は問題」、「住民無視、環境破壊のリニアの工事中止を」、「各地で工事が立ち往生しているのは、住民無視の傲慢(ごうまん)な態度と、デタラメな環境アセスが次から次に露呈してきたからだ」と訴えました。
ビラを受け取った男性は「ビラを読んでリニアについて考えます」と答えました。
両団体は宣伝に先立ち、リニア建設の反対運動をしている5団体とともに、JR東海の金子慎社長あてに「リニア中央新幹線工事を中止して、公共交通機関として安全・安心を確保することを求める」要望書を提出しました。
(6月30日 しんぶん赤旗)