日本共産党愛知県委員会の青年学生後援会は10日、名古屋駅前で青年向け街頭宣伝に取り組み、コロナ禍・コロナ後の「政治に望むことは何か」をシールアンケートで対話しました。約1時間で6人の青年と対話しました。
アンケートは、「家賃補助・生活への補償継続」、「消費税減税」、「学費半額」など10項目があります。
名古屋市の大学2年生の女性は「生活困窮者への緊急支援」にシールを貼りました。理由を聞くと「収入をバイトと奨学金でまかなっているが、コロナ渦でバイト先が倒産し、収入が減った。いまは2つのバイトを掛け持ちしている」と答えました。
参加者が「青年の実態を集めて国会や県、市に伝えて政治や行政を動かしているよ」など活動を伝え、連絡先を交換しました。
「政権交代」にシールを貼った予備校生は「安倍首相は口ばかりで対応が遅く、何もしていない」、「前からアメリカの言う事ばかり聞いていて、安倍政権は国民のためになることをしていない」と語りました。参加者が「市民の声に押されて野党がまとまり、安倍政権を追い詰めている。次の選挙で市民と野党で連合政権をつくって、国民のための政治にするために活動しているよ」と伝えると、「それはいいですね」と答えました。
ほかにも、「生活困窮者への緊急支援」にシールを貼った青年は「家族も自分もギリギリの生活をしている」など生活への不安を語りました。
同青年後援会は引き続きシールアンケートに取り組むことにしています。
(6月12日 しんぶん赤旗)