平和と民主主義、社会進歩のために生涯をささげた人たちを追悼、合葬する愛知解放運動戦士第29回合葬追悼会が日、愛知県日進市の五色園でしめやかに行われました。
新型コロナウイルスの感染防止のため、例年行われている集会は中止され、遺族や関係者の少人数で行われました。園内の「愛知解放運動戦士の碑」には、今年新たに55人の氏名・活動歴を記した銅板の収納式が行われました。合葬者総数は1713人。参列者は献花し、合葬者を悼みました。
主催者を代表して、渥美雅康「碑」維持管理委員会委員長(弁護士)が「新型コロナで安倍政治の矛盾が明らかになっている。危機的な状況だからこそ、国民のための政治が求められている。不屈にたたかった方々の運動に学び、今後にいかしていく」と話しました。
日本共産党の岩中正巳県委員長は、「みなさんの不屈で献身的な活動は私たちの誇りです。戦後最大の国難のもと、国民の苦難軽減を掲げる党の役割がいっそう重要になっている。尊い意志を受け継ぎ、さらに奮闘していきたい」と追悼の言葉を述べました。
(5月13日 しんぶん赤旗)