憲法施行73周年を迎え、名古屋市各地で「憲法を守ろう」とスタンディングアピールなど宣伝行動が取り組まれました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、愛知憲法会議主催で毎年行われている市民のつどいは中止しました。
名古屋市瑞穂区の新瑞橋交差点では、安保関連法廃止・戦争させない瑞穂区の会のメンバーら20人以上が参加しました。今回は感染防止へ交差点4カ所に分かれて横断幕など掲げました。
参加した尾鍋昭彦さん(78)は、「家に閉じこもってばかりでは、ストレスで体調を悪くする。電話で連絡を取り合いながら、お互いを励まし合うことが大事」と話しました。
自作ポスターを持参した加藤伸久さん(73)は「この機会にぜひ安倍政権の姿勢をよく観察してほしい。自粛は政治の透明性が大前提だ。事実を踏まえた対策を取らねば感染拡大は防げない」と語りました。
参加者は武藤昌代さんのギター伴奏で「コロナに負けない」(美しき五月のパリ替え歌)の2曲を歌い、力を合わせて危機を乗り越えようと訴えました。
名古屋市緑区の徳重交差点では、徳重・熊の前・神の倉9条の会11人が参加。20分程度スタンディングし、「軍事費削って命を守れ」と呼びかけました。
(5月4日 しんぶん赤旗)