愛知県碧南市議選が4月12日告示(19日投票)されます。日本共産党は現職の山口はるみ(70)、岡本守正(76)、磯貝明彦(63)の3氏が現有3議席確保に全力をあげます。定数22に有力26人前後が立候補を予定しています。
日本共産党は「新型コロナウイルス感染症から市民を守る」「安倍政権の公立病院つぶしノー」「豊かな財政を安心の子育て、若者応援・介護充実に」と強調。党市議団は、新型コロナ対策の強化を市に緊急に申し入れました。
碧南市民病院を含む全国424の公的・公立病院の再編統合問題が大きな争点になっています。禰宜田(ねぎた)政信市長は国の指示待ちで、今年度から実施予定だった老朽化した市民病院のリニューアルを1年先送りしました。
党市議団がおこなったアンケートには「市民病院は医療だけでなく介護も受けてくれる。病院がなくなると困る」、「年間3000件以上の救急を受け入れる病院をなくしてはならない」、「24時間受け入れの救急病院は必要」「市長は市民の立場で国にものを言ってほしい」などの声が寄せられています。
党市議団は市医師会長や市民病院事務長とも懇談。市長に対し国に撤回を求めるよう要求し、広範な市民と共同して「病院守れ」と運動を繰り広げています。
党市議団は市民と力を合わせ、小中学校全学年の普通教室にエアコン設置、津波・高潮に備え蜆川河口水門・護岸強化、西端スポーツセンターに筋トレルーム(無料)設置など要求が実現してきました。
党3候補は▽碧南市民病院のリニューアルを急ぎ病院を守る▽予算を増やし巡回バスの1時間1本の運行▽18歳までの医療費無料化▽津波・高潮対策強化▽学校給食費の無料化▽高齢者タクシー券の支給などの公約を掲げています。
党と後援会は、必ず3議席を確保しようと、宣伝、対話・支持拡大に奮闘しています。
(3月31日 しんぶん赤旗)