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国民大切にする政治へ 愛知4区 市民と野党が合同街宣

まともな政治を取り戻そうと訴え、手をつなぐ市民と野党=7日、名古屋市南区

 「市民と野党をつなぐ会@愛知4区」と「野党は共闘!市民アクション愛知4区」は7日、名古屋市南区で市民と野党の合同街宣に取り組みました。国政を私物化する安倍政治から、国民一人ひとりが大切にされるまともな政治に変えようと市民ら70人超が参加しました。

 野党に参加を呼びかけ、国民民主党の牧義夫衆院議員、立憲民主党の久田邦博市議、共産党の高橋祐介前市議、社民党の平山良平県連副代表、緑の党の尾形慶子共同代表らが参加しました。

 牧氏は、「新型コロナウイルス感染症への政府の対応は、すべてが後手だ」と強調。「その裏で種苗法の改正など国民の基本的な生活を企業に売り渡そうとしている。私たちの手に政治を取り返そう」。久田氏は「野党が団結して現場から声をあげる。地道に信頼関係を築いていきたい」と話しました。

 高橋氏は「安倍首相は独断で、科学的根拠のない『一律休校』を決定した。独断で決める人に国民の声を聞く政治は無理。野党共闘を推進し、安倍政権をたおし、国民のための政治をつくろう」と話しました。

 市民もマイクを握りました。中西八郎さん(78)は「コロナウイルスで経済はどんどん冷え込む。今こそ消費税を5%に戻し、購買力を増やすべきだ」。熱田区の高木予枝子(69)は「安倍さんに振り回されるのはもうたくさんだ。政府言いなりの大人はいかん。一緒に声をあげよう」と訴えました。

(3月10日 しんぶん赤旗)