毎月恒例となったフラワーデモが8日、名古屋市中区の久屋大通公園で行われ、130人が参加しました。今回は、国際女性デーに合わせた取り組みです。
名古屋市のフラワーデモが昨年6月スタート。昨年3月、全国各地で性暴力の無罪判決が相次ぐなか愛知県でも、名古屋地裁岡崎支部が、実父から性暴力を受けたとして訴えた当時19歳の娘に対し、抵抗が著しく困難ではなかったとして父親は無罪判決を出しています。
デモでは、参加者が順番にマイクを握りスピーチ。6歳のときから10年間、父親から性暴力を受けたという女性は、「岡崎の事件では、被害者のほうを向いていない判決がショックだった。どんな人でも、被害者の苦しみは変わらない。性刑法が被害者の観点から改正されるよう願っている」と語りました。
中学生の女性は、「被害を受けたら、子どもでも、おかしいと思うことはおかしいといえる社会になればいい」と話しました。
日本共産党の本村伸子衆院議員、須山初美県常任委員が参加しました。
(3月9日 しんぶん赤旗)