愛知県碧南市で2日、新型コロナウイルス感染症対策について日本共産党碧南市議団が禰宜田(ねぎた)政信市長、生田弘幸教育長に、子どもの安全と健康を第一に、さらなる対応充実を求め緊急要請しました。
山口春美、岡本守正、磯貝明彦の3市議が金沢宏治総務部長に申し入れました。
市は2日からの臨時休校を発表。小学校に「自主登校教室」を9日から24日まで設置、市立児童クラブを午前7時半から開所するなど対応しています。
申し入れは▽指導員確保、財政支援など児童クラブへの支援強化▽児童クラブに在籍していない児童や日中の保育体制を確保できない子どもを学校で預かる体制▽碧南市民病院でウイルス検査の実施▽子ども、高齢者、障害者の施設に優先的にマスクを配布―など10項目を申し入れました。
3氏は「保護者や現場から不安や要望が寄せられている。予測不能の事態のなか、対策に全力を尽くす職員とともに、何よりも子どもたちの安全のために力を合わせたい」。金沢総務部長は「要望を受け止め、やっていきたい」と応じました。
(3月6日 しんぶん赤旗)