名古屋市熱田区で27日夜、日本共産党の辰巳孝太郎前参院議員を囲んで語り合う「医療・介護で働く労働者のつどい」が開かれ、約30人が参加しました。党と医療講演会が主催。辰巳氏は、新型コロナウイルス対策について、「日本はアメリカやシンガポールに比べて、予算に大きな差がある」と述べ、「来年度予算には1円も計上されていない。抜本的な予算措置が必要だ」と強調。東京高検検事長の定年延長や共産党へのデマ攻撃、「桜を見る会」疑惑をあげ、「こんな安倍政治をみんなで一緒に変えていこう」と話しました。
参加者が「結婚して名字が変わるのは不便。共産郎の選択制夫婦別姓の提案がすすんでほしい」と語ると、辰巳氏は「若者は民間英語試験で政治を変える経験をした。自民党は若者が動くことを怖がっている。若者が動けば政治はガラッと変わる」。また別の参加者が「辰巳さんにはまた国会の第一線で活躍してほしい」と激励。辰巳氏は「共産党が伸びることが安倍政権打倒につながる。一緒に仲間を増やしていこう」と呼びかけました。
参加した男性介護士(38)は「長時間労働や人手不足で大変だが、元気をもらえた」と話しました。
つどいの後、辰巳氏は青年労働者と交流。参加した看護師が「もっと政治に触れていろんなことを学びたい」と民青に加盟しました。
(3月1日 しんぶん赤旗)