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「一緒に運動したい」民青と共産党が入試宣伝

受験生と対話する民青同盟員ら=26日、名古屋市千種区

 国公立大2次試験の前期日程が行われた25、26両日、日本民主青年同盟が各地で日本共産党と宣伝し、受験生と対話しました。

■ 対話弾み仲間加入

 愛知県では、名古屋大学(名古屋市千種区)や名古屋工業大学(名古屋市昭和区)などの門前で受験生と対話し、10人以上を民青に迎えました。

 谷本麗之副委員長らが、試験を終えた受験生に「お疲れさま」と声をかけ、「学費が無料になったら何したい?」を問うシールアンケートを呼びかけ、民青紹介パンフレットを示して対話しました。

 「学費が無料になれば貯金する」に投票した女子受験生は「奨学金を借りる予定。卒業後の返済に備えて少しでもためたい」と話しました。「親が私立大学はだめ。学費が安い国立大学に行けと言うのでプレシッャーを感じる」と話す、男子高校生は、同盟員から日本と欧州の学費の違いなどを聞き、「学費無償化の運動を一緒にしたい」と加盟しました。

 地球温暖化に関心があるという女子高校生は「昨年の台風被害は温暖化の影響だと思う。日本は自然エネルギーの取り組みを強めるべき」と言います。同盟員が「グレタ・トゥンベリさんのように、若者が行動に立ち上がることが大切。共に運動をしよう」と訴えると快く加盟しました。

 「沖縄県民の意見を無視して、アメリカの基地建設はおかしい」と言う男子受験生は、新基地予定地の軟弱地盤データー隠しに関心を寄せ、「大学生になったら沖縄に支援に行きたい」と話しました。

(2月28日 しんぶん赤旗)