総選挙に向けて、市民と立憲野党の共闘をすすめる懇談会が22日、名古屋市天白区で開かれました。「みんなが主人公の政治をつくる市民アクション@愛知3区」が呼びかけ、約70人が参加しました。
日本共産党の本村伸子、立憲民主党の近藤昭一両衆院議員が参加し、「桜を見る会」疑惑の追及、新型肺炎の対応、安倍政治の暴走など国会論戦を報告しました。緑の党の尾形慶子共同代表、新社会党の代表があいさつ。社民党県連、れいわ新選組からメッセージが寄せられました。
本村氏は、野党による「桜」追及に、安倍首相は矛盾を重ね、支離滅裂な答弁を繰り返していると批判。暴言や共産党攻撃に、野党が共同して反撃するなど信頼関係がうまれていることを紹介し、「みんなの力を合わせて、安倍政権を退陣させよう」と話しました。
近藤氏は「新型肺炎、『桜』、社会保障など野党が連携し、効率よく質問している」と述べ、「野党と市民の共闘で、みんなが主人公の政治を作り上げよう」と語りました。
会場から、「いつ総選挙があるかわからない。政権合意を急いでほしい」と発言。本村氏は「国民の信頼を得るためにも、野党共闘を発展させるためにも、前向きな政権合意をしていきたい」。近藤氏は「目に見える形で政権合意を示していきたい」と答えました。
(2月23日 しんぶん赤旗)