愛知県日進市で15日、戦争法廃止や安倍政権の退陣を求めて集会が開かれ、40人が集まりました。日進市と東郷町の住民らでつくる、安保法制に反対するあいち中部ネットワークの主催。2015年秋から毎月1回、両市町で交互に開かれ、今回が50回目。
「九条守ろう」「戦争法は廃止」など手作りのプラカードや横断幕を持ち、駅利用者や通行人にアピールしました。
リレートークで日進市の男性(72)は「『桜を見る会』、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)事業をめぐる問題など政治と金の問題に怒りを覚える」。東郷町の男性(71)は「国会で審議することもなく閣議決定だけで自衛隊を中東へ派兵した。自衛隊員や国民の命を軽視する安倍首相を一刻も早く退陣させよう」と訴えました。
沖縄県出身の男性(66)は「安倍政権は沖縄県民の声を無視して辺野古米軍新基地建設を強行しようとしている。さらに建設予定地の軟弱地盤データの隠ぺいは許せない」と怒りの声をあげました。
日本共産党の、ごとうみき、坂林卓美、無所属の舟橋よしえの日進市議、日本共産党の門原武志東郷町議がスピーチしました。
集会後、参加者は「戦争法は廃止へ」の横断幕を掲げ、「憲法9条守れ」「安倍首相はやめろ」と訴えて赤池駅前をパレードしました。
(2月18日 しんぶん赤旗)