愛知県弥富市議選(定数16、立候補19人)が16日投開票され、日本共産党の板倉克典氏(49)が5位、那須英二氏(40)が6位でそろって当選しました。議案提案権を持つ現有2議席を維持し、40代議員団が誕生しました。
共産党の合計得票は、2276票(得票率12・94%)。前回より投票率が5・58㌽下がるなか、得票数で181票、得票率で1・93㌽増やしました。昨年の参院比例得票(1371票)の1・66倍でした。公明党の得票(2236票)を上回りました。
当選の喜びにわく支援者を前に、初当選した板倉氏は「県下一高い水道料金引き下げは今すぐやらなきゃいけない。市民の声を聞き、一人ひとりの権利が守られる市政をめざす」。那須氏は「誰もがお金の心配なく子育てでき、教育を受けられるようにしていく。3期目で決意あらたに、若者が未来に希望を持てる政治をめざし、党勢拡大や地力をつけたい」と話しました。
選挙戦で両氏は、安倍政権・市長言いなりのオール与党議会から「暮らし・防災第一の市政」への転換を訴え、18歳までの医療費無料化、尾張大橋の架け替えと周辺堤防のかさ上げ、安心して暮らせる公共交通などを公約に掲げ、支持を広げました。
(2月18日 しんぶん赤旗)