ニュース

核兵器のない世界めざそう 愛知・平和団体集い

 愛知県の平和関係4団体が12日、「2020年反核平和新春のつどい」を名古屋市東区で開き、40人が参加しました。

 記念講演で原水爆禁止日本協議会の高草木博代表理事が緊迫する中東情勢について述べ「核のボタンを核保有国のリーダーに委ねることは出来ない。核兵器の禁止・廃絶を世界ルールとする時」と強調。核兵器禁止条約の批准に向けた取り組み、NPT(核拡散防止条約)再検討会議、米国で初めて開かれる原水爆禁止世界大会の意義を報告し、「ヒバクシャ国際署名など運動を広げ、核兵器も戦争もない世界をめざそう」と訴えました。

 交流会では「世界大会で急速に進む気候変動もテーマになる。地球温暖化対策に背を向けている安倍政権を変えなければならない」、「今年は被爆75年、朝鮮戦争勃発70年、60年安保から60年とメモリアルの年。過去の歴史に学び、核廃絶、安保破棄の運動を広げる」

 さらに、「世界大会に参加する。被爆者として核大国の米国民に被爆体験を語り、核廃絶を訴える」、「21日に最高裁でノーモア・ヒバクシャ愛知訴訟の高江ツタヱさんの弁論がある。勝利判決めざし支援に力をつくす」などの意見が交わされました。

(1月18日 しんぶん赤旗)