愛知県平和委員会と原水爆禁止愛知県協議会は10日、アメリカとイランの軍事攻撃に反対し、自衛隊の中東派兵ストップを訴える緊急デモをしました。
9日夜に呼びかけられたものですが、市民ら30人が参加。横断幕やボードをかかげて、行進。日本共産党の本村伸子衆院議員、須山初美県常任委員も参加しました。
出発前のあいさつで矢野創・平和委事務局長は「いま戦争が始まれば、多くの人が犠牲になる。軍事攻撃や挑発をやめさせ、戦争に加担する自衛隊の中東派兵をストップさせるために、声をあげていこう」。原水協の横江英樹事務局長は「戦争は最大の人権侵害であり、環境破壊。平和努力で地球を守る運動をがんばっていこう」と呼びかけました。
本村議員は「国連憲章を無視した破壊行為、先制攻撃は許されない。安倍首相には、両国に外交努力で武力衝突回避を求める責任がある」と訴えました。コールをしたSTOP改憲ママアクション@あいちの岡根和子さんは「安倍首相はトランプ大統領を批判せず、自衛隊派兵を命じた。アメリカの戦争に加担すれば、日本もテロの標的になりかねない。今すぐ中止するべきだ」と語りました。
世界中で反戦活動する「ワールド・ビヨンド・ウォー」のジョセフ・エサティエさんも参加し、「イラクでやったことをイランでもやろうとしている。世界に迷惑をかけている。アメリカ人として申し訳ない」と話しました。
(1月12日 しんぶん赤旗)